2017年06月11日

『マイ・インターン』女性の言って欲しいことを全て言ってくれる男達

 この5月に事務所を移転したのを機に、
 本体ブログをリニューアルする予定でいるのですが、
 忙しさにかまけてなかなかすることができません。

 本体ブログの『Essay』は、こちらのミニブログに移転しようと思っていますが、
 最近、仲間由紀恵さんの身辺で起きたお馬鹿な事件を知って、
 以前本体ブログの『Essay』で書いた記事を思い出してしまいました。

 折角の機会ですので、今回はこの記事を移転してみました
 (レイアウト等の関係で少し修正しています)。

 何故、この記事を思い出したかは、
 最後まで読んでいただけるとわかると思います。

 2015年の秋に書いた記事ですので、そのときの気分のままです。

******

 今年の秋に、久々に映画『マイ・インターン』を見に行きました。

 行きつけの「新宿ピカデリー」は全回満席であったため、
 日本橋三越の近くのCOREDO室町に入っている
 TOHOシネマズ日本橋まで行ってきました。

 日本橋をウロウロするなどというのも何十年ぶりで、
 青空の下、オリンピックロゴのフラッグが並び、
 女性が1日いても飽きないようなにオシャレな気持ちのよい街並みになっていました。
図1.jpg

 『マイ・インターン』は、
 新宿ピカデリーで『進撃の巨人(第一部)』を見たときに目にした、
 ロバート・デ・ニーロと、アン・ハサウェイの
 ツーショットポスターが何ともかっこよかったので、
 楽しみで、実際、期待通りお奨めの絶品でした。

■物語■
 レトロな外観ながら現代的内装のビルで、
 ファッションサイトを運営する社長のジュールズ(アン・ハサウェイ)は、
 忙しすぎることから、会社全体を把握しきれず、運営に綻びが見え始めていた。

 危機感を抱く専務(40才際前後の毒にも薬にもならない男)に、
 社長を雇って経営を任せるべきだと提案され、ジュールズはショックを受ける。

      §§§

 そこに、70歳ながらそつのない老ビジネスマンのベン(デ・ニーロ)が、
 会社のシニア・インターン制度に応募してきた。

 ジュールズは、制度を企画したことすら忘れており、
 ITに完全に取り残された時代遅れの老インターンを厄介者扱いして遠ざける。

 しかし、社内外の危機に見舞われるジュールズを、老練な営業力で助けるベンを、
 ジュールズは心の支えとして他の誰よりも頼りにしていくようになる。

 ジュールズの多忙は、さらに愛する夫と娘とで営む家庭まで危機に陥れるが、
 やはり頼れるのはベンだけという状況に・・・。

 ベン(ロバート・デ・ニーロ)とジュールズ(アン・ハサウェイ)を映画パンフレットから引用しました。
IMG_0001.jpg

■ロバート・デ・ニーロ(ベン)■
 かっこよすぎです。

 あのアメリカン・ニューシネマの名作『タクシー・ドライバー』(1976)で
 不気味な運転手を演じ、どの映画でもアクの強すぎるデ・ニーロですが、
 年を重ねて、
 彼女の家に行ったら奥から父親のデ・ニーロが笑みを浮かべて迎えに出てきた、
 というようなシュールなシチュエーションで、
 チャーミングな訳の分からないロートルオヤジを演じています。

      §§§

 今回も、定年までは凄腕の電話帳メーカーの営業販売部長で、
 退職後は妻に死なれ家族とも離れてやや空しい日々を送りながらも、
 ジュールズの会社のシニア・インターンに思いを込めて応募し、
 ジュールズを助ける一方で、
 一回りほど年下の会社の健康トレーナーを口説いたり、
 ビジネススーツとビジネスバッグがきまり、
 会社の毒にも薬にもならないジーンズスタイルの若手社員に憧れられたりと、
 ど真ん中のはまり役です。

 ジュールズが深夜まで仕事をしているオフィスで、
 部下として共に残り、夜食を食べながら、
 ベンがジュールズに、何故この会社に応募したかをしみじみと語る場面は、
 心にこみ上げてくるものがあります。

■アン・ハサウェイ(ジュールズ)■
 ジーンズを履いても通常の女性の足よりも細い、という信じられないスタイルで、
 ビジネスシーンのブランドファッションを次々と着こなしていました。

 『プラダを着た悪魔』(2006)で、デ・ニーロよりもさらに不気味な
 メリル・ストリープのファッション会社社長に苛め抜かれた、
 あの可憐な田舎娘が、こんなにも都会的にブラッシュアップされるのかと、
 感慨深いものがありました。

■ナンシー・マイヤーズ(監督)■
 懐かしい『赤ちゃんはトップレディがお好き』(1987)で脚本・制作をした、
 ジュールズを地で行くような美人のベテラン女性監督。

 毒にも薬にもならないおたく坊やたちを率いる女性社長ジュールズが、
 ひたすら美しく、聡明かつ人生に立ち向かう女性として描かれる一方で、

 彼女の公私を包容力豊かに厳しくも暖かく支えるベンだけではなく、
 ジュールズのために専業主夫となる愛すべき夫といい、
 女性が言って欲しいことやって欲しいことを全部してくれる男たちが配置され、
 女性の映画に期待するツボが全て抑えられているところはさすがです。

■日本版『マイ・インターン』■
 この映画を日本で制作したら、
 どういうスタッフ・キャストになるかを考えてみました。

《ジュールズ》
 30代で美人でスタイルがよく、演技力もある好感度の高い女優となると、
 やはり今が旬の仲間由紀恵で決まりでしょう。

《ベン》
 しかし、ロバート・デ・ニーロに匹敵する存在感があり、
 品がよく、かつコメディ演技に長けた日本男優の選考は難航しました。

 内野聖陽が年季を積めばピッタリなのですが、いかんせん若すぎます。

 佐藤浩市もまだ若すぎ、舘ひろしは軽すぎ、
 北大路欣也も元凄腕の営業部長の雰囲気がでそうにありません。

 ということで悩んでいたのですが、思いついた人がおり、
 この方を中心にすると、周りの配役・設定も自然に決まりました。

《監督》
 堤幸彦は『天空の蜂』(2015)で、
 自ら育て日本を代表する美人女優となった仲間由紀恵に
 何と酷い役をやせたのかを反省すべきです。

 また『トリック』(2014)や『イニシエーション・ラブ』(2015)
 での森田芳光に相通じるやや品性に欠ける女性感覚を、
 ナンシー・マイヤーズの脚本をじっくり味わって叩きなおす必要があります。

■日本版『マイ・インターン』のキャスト・スタッフ(案)■
 表をクリックすると鮮明に見ることができます。
日本版『マイ・インターン』.jpg
posted by Dausuke SHIBA at 09:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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